通販で購入した低用量ピルを飲み忘れた時の対策は?

公開日:2017/07/25 /  最終更新日:2019/06/24

低用量ピルの基本的な飲み方

水を飲む女低用量ピルの服用方法を知る前に知っておくべきなのが、低用量ピルの種類です。

今回の種類とは薬の種類ではなく、錠数の種類です。

多くの低用量ピルでは、21錠と28錠が処方されています。

この21錠と28錠では、避妊効果の強さや継続期間、基本的な服用方法などに関しては変わりはありません。

しかし、継続して服用する期間が違っています。

低用量ピルの服用方法は、毎日1錠を服用するだけです。

基本的にはそれだけで、ほぼ確実な避妊が可能となります。しかし、服用を忘れてしまうと避妊効果が低下し、最悪の場合は避妊効果が完全に消失してしまう場合も。

そうした場合は、コンドームなどを用いた避妊を行う必要が出てくるため、服用方法を確実に把握して服用することが大切なのです。

また、低用量ピルは他の医薬品と同様に飲み合わせの悪い薬であったり、飲めない人が決められています。

飲み合わせの悪い薬と一緒に飲めばより強い副作用が現れたり、飲めない人が飲むと重篤な副作用が現れることもあるので事前に把握しておく必要があります。

こうした、飲み合わせについてのより詳しい情報はこちら

 

低用量ピルによって飲み方が違う?

先ほど、低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプの2種類があると紹介しました。

低用量ピルは、上記の錠数以外にも分類する方法があります。その分類というのが「相性」による分類です。

この相性というのは文字だけ見ると、いわゆる男女の相性といったものを考えてしまったりしますが全く別物です。

低用量ピルで言う相性は「そうせい」と読み、ピルそれぞれに配合されている成分量の段階を表しています。

一相性から三相性まであり、一相性は21錠すべての錠剤に配合されている成分量が同じもので、二相性なら配合されている成分が2段階に分かれています。

同様に三相性では、成分量は3段階になっています。

そのため、二相性や三相性の低用量ピルは飲み始めは成分量は少なく体への負担を押さえながら徐々に成分量を増やし、ホルモンバランスの変化を徐々に進めることで副作用などのリスクを最小限にしています。

 

相性によって変わるピルの服用法

ピルの基本的な服用方法は、1日に1錠を服用するというものでした。

しかし、先ほど紹介した相性の違いによって飲む順序が予め決められていることがあります。

一相性の場合、21錠全てが同じ成分量でできているので服用順は決まっておらず、どういった順序で服用しても問題ありません。

三相性の場合は3段階に成分量が増えていくので、1日目はこの錠剤を服用して、2日目にはこの錠剤をというように毎日飲む錠剤が決まっています。

そのため、21錠の飲む順番などにも気を配る必要があるので服用に関しては一相性に比べ気を付ける必要があります。

それなら、一相性の方がいいと考えるでしょうが、一相性は最初から成分量が変わらないため、副作用が出てしまうリスクが高まります。

三相性は少ない成分量から徐々に体に慣らして成分量を増やしていくイメージなので、副作用のリスクは非常に小さいといったメリットがあります。

このように、それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に合った低用量ピルを選ぶ事も確実な避妊を実現するためには必要になってきます。

一相性ピルの飲み方

21錠全ての成分量が同じであるためシートのどこからでも、どういった順序で飲み進めても問題ありません。
当然、1日1錠という基本的な部分は変わらないので、1日に多めに飲んで効果を強めようとし足りはしないようにしましょう。

三相性ピルの飲み方

三相性の低用量ピルはシートの表や裏、ピルのパッケージなどに、1~21や1~28の数字が割り振られていることが多いです。
どこに数字が表示されているかは、服用する低用量ピルによって違うので、服用を始める前にどこに数字があるかを確認しておきましょう。
数字が記載されている場所が分かったら、数字の順番通りに1日1錠を飲み進めるようにしましょう。

三相性の場合は、飲む順序が決まっているので適当な数字のものを服用するのではなく、適切に服用するようにしましょう。

ピルは水以外で飲んでもいい?

低用量ピルに限らず、医薬品を服用する場合は水やぬるま湯が適切です。
水やぬるま湯以外で服用する場合、水分に含まれている成分が薬の成分に影響してしまって薬本来の効果を発揮しなかったり
効果を強くしすぎてしまって、副作用を強めてしまうといったことがあります。

中でも、グレープフルーツは医薬品との相性が非常に悪く、様々な薬に対して大きな影響を及ぼしてしまいます。

そのため、低用量ピルを服用する場合には、水やぬるま湯で服用することを心がけましょう。

21錠と28錠の違いって!?それは偽薬の有り無し!

ヤーズの偽薬最初にもお話したように、低用量ピルには21錠と28錠の2種類があります。
この2種の違いは錠剤の数だけです。28錠の方がたくさん飲めるから効果が高いといったこともないですし
長い期間にわたって段階的に成分量が変わるから21錠より28錠の方が副作用のリスクが少ない。
なんてことも、もちろんありません。

実はこの21錠と28錠の差分である7錠は「偽薬」や「プラセボ」と呼ばれるものになります。
偽薬と聞くと、悪い成分が入っていたり粗悪な薬をイメージする方もいますが、それとも違います。
この7錠にはピルの成分は一切入っていません。
そのため、全くなくても問題ないものとなっています。

では、何の為にこの偽薬があるのか?それは、飲み忘れを防ぐためです。
ピルは21錠を毎日服用した後、休薬期間と呼ばれる薬を飲まない期間に突入します。
そのため、この休薬期間を挟んでしまう事で再び低用量ピルを飲み始めるときに忘れてしまうなんてことが多々あるのです。

飲み忘れ問題を解決するために、毎日薬を飲むという習慣付けを行うために、偽薬を使う必要があるのんです。

もう飲み忘れない!低用量ピル飲み忘れ解消の極意!

薬を服用する女性28錠タイプの低用量ピルを使っていても、休薬期間ではなく普段からピルを飲むのを忘れてしまうと28錠タイプにしている意味も薄れてしまいます。
そこで、ここからは普段からピルを飲み忘れないようにするためのコツやポイントを紹介していきます。

見える場所に置いておく

一番簡単な方法は、いつも見える場所にピルを置いておく方法です。
常に視界にピルがあるようにすることで、ピルを飲まないとという意識が生まれるので飲み忘れを避けやすいです。
とはいっても、いつも目に入る場所に置くのは難しかったりするので、玄関のドアに貼っておいたり洗面所の目につく場所に置いておくなど
日常生活のリズムの中で絶対に見る場所に置くことで、自然とピルを視界に入れて飲み忘れを防げます。

アプリで管理する

現在では、スマートフォンアプリの中には低用量ピルの飲み忘れを解消するためのものがあったりします。
そうしたものを使う事で、毎日決まった時間に通知をもらえるようになるので低用量ピルの飲み忘れを防げます。
が、スマートフォンが必須になるのでスマートフォンが無い場合の方法も次に紹介します。

アラームをセットする

目覚まし時計と同じように毎日決まった時間になるようにアラームをセットしておくという方法です。
非常に古典的な方法ではありますが、アラーム=ピルを飲む時という癖が作れるので単純ではありますが高い効果を期待できます。
が、普段から他のことに対してもアラームをセットして対応していたりする場合には、どのアラームが何のアラームなのか分からなくなってしまう事があります。

そのため、そうした場合には別の方法を考えましょう。

上記のように、いくつかのコツがありますが、それぞれのコツを一つだけしか使えないというワケではありません。
目につく場所において、アラームを組み合わせることも可能なので、自分に合うものを選んで組み合わせて使う事でより飲み忘れを防げるようになるでしょう。

飲み間違いや飲み忘れに注意しよう!

うっかり忘れてたのに気付いた低用量ピルは非常に高い避妊効果を持つものですが、一つだけ注意があります。
それが、ピルの飲み忘れです。
28錠の最後の7錠(偽薬)の間に飲み忘れてしまった場合には、大きな問題はありません
しかし、途中で飲み忘れてしまった場合には、注意が必要になります。
飲み忘れに気づいたけど、気にせずにセックスして妊娠してしまうなんてこともあるので飲み忘れてしまった場合には
適切な対処法を把握しておくようにしましょう。

三相性ピルは飲み間違いに注意!

飲み忘れと同様に、注意が必要になるのが三相性ピルの順序間違いです。
基本的に、徐々に成分量が増えるように作られているため、順序を間違う事で副作用のリスクは高まってしまいます。
しかし、一度だけ飲み間違えてしまった程度であれば、特に問題なく飲み忘れてしまった錠剤は次の日に服用するようにすれば問題ありません。

飲み忘れてしまったら?

一相性ピルや三相性ピルを完全に飲み忘れてしまった場合。どうすればいいのでしょうか?
ここでは、飲み忘れてからの時間ごとに、対処法を紹介していきます。

1、本来服用するはずの時間から24時間以内に飲み忘れに気づいた場合

まず、飲み忘れているのに気づいて1日経っていない場合。
すぐに飲み忘れたピルを服用するようにしましょう。そうすることで、避妊効果を継続しながら再び元のリズムに戻すことができるようになります。

2、本来服用するはずの時間から24時間後に気づいた場合

次に、翌日になって前日ピルを飲むのを忘れているのに気づいた場合。
この時は、前日分と当日分の2錠を服用します。この際、ピルによる避妊効果は持続していると考えられます。
しかし、ピルを飲み始めて1週間以内といったような場合には、避妊効果が弱まってしまっている可能性があるので
飲み忘れに気づいて2錠服用してから1週間程度は継続してピルを服用してから性交渉を行うようにしましょう。
1週間の期間を開ける事ができない場合には、コンドームなどの避妊具は必須となります。

3、本来服用するはずの時間から24時間以上経過してから気づいた場合

24時間以上、飲み忘れてしまったというような場合はピルの服用をストップします。
そして、生理が新たに起きてから再びピルをスタートするようにしましょう
その際、途中まで服用を継続したピルは破棄して構いません。

但し、ピルの服用目的が避妊以外である場合には、継続して服用を続けても問題ありません。
そうすることで、生理痛や生理不順の改善には役立てられます。

このようにピルにはさまざまな種類があって、それぞれに違った特徴を持っています。
自分に合ったピルを適切に選択して、適切に服用を行い、確実な避妊を実現するようにしましょう。

オススメの低用量ピル